2012年4月22日日曜日

セザンヌ パリとプロヴァンス

国立新美術館で観てきました。

以下、感想。

四季を描いた「四季 春」、「四季 夏」、「四季 秋」、「四季 冬」の作品はスケールが大きく迫力があった。

この作品では、空の色が目に止まった。

春は鮮やかな青、夏は春よりも白みがかかったスカイブルー、秋は夕暮れ、冬は澄んだ空気に煌めく星空。

僕はこの空色を観ただけで、気に入りました。



風景や静物を描いた作品は、対象はフランスの街並みだったり、りんごなどのフルーツであったり、「何でもない、ただそこに存在するだけのもの」が、一つの作品として成り立っている様に心を奪われた。

同じように見える木も、描き方で全く違う木に見えた作品もあった。

同じ物を見ても、そこから生み出されるものは幾通りにもなるという可能性と

主観も実はその時々で変わっていて、ゆえに生み出されているものが幾通りもあるという可能性について、思いを巡らせた。

6月11日まで開催されていますので、興味のある方はどうぞ。


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この休日は、珍しく本を読んでは寝ての繰り返し、グダグダの休日でした。笑
まぁ、たまには良しとしよう。

2012年4月15日日曜日

one sentence

昨日、結婚式を挙げた友人から電話がきました。

ご祝儀袋に入れた、2〜3行程度のメッセージのお礼でした。

結婚式では泣かなかったのに、なぜか泣いちゃったよって、

いつもヘラヘラしている彼が、いつも通り笑いながら話してくれました。

もし、たった1文でも、昨日の素敵な結婚式の側に、寄り添えることが出来たなら

これ以上嬉しいことはありません。

感謝の気持ちを伝えてくれてありがとう。

感謝の気持ちは、伝え、伝えられる人でありたいです。


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吉川英治の宮本武蔵を読み始めました。かなりハマりそうな予感です。

2012年4月11日水曜日

諸行無常

雨の日。

東京で咲いていた桜の花も、今日の雨で少し散ってしまっただろうか。

避けられないことだけど、少し切ない。

ただ、散ったら若葉が芽生えて、来年また綺麗に咲いてくれる。

今だけを受け止めると切ないけれど、それは次の舞台へのスタート。


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朝、ほんの少しの時間ですが本を読み始めました。最近はあまり本を読めていなかったので、少しずつ読めていけるといい。

2012年4月7日土曜日

レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想

今日は「レオナルド・ダ・ヴィンチ 美の理想」を観てきました。

知識がなく、知らなかったことですが、

「モナ・リザ」、「レダと白鳥」といった有名な作品は、数多くの作家によって描かれており、多くの作品が展示されていました。

ちなみに、「レダと白鳥」の白鳥はゼウスで、ギリシャ神話を題材とした作品です。

ギリシャ神話をご存知の方は、より楽しめるのではないでしょうか。

そういえば、ギリシャ神話を詳しく知りたいと思ってから、早何年が過ぎたでしょう…。

モナ・リザは、ルーブル美術館に展示されているものとは違いますが、作品自体に力があると感じました。

多くの作家がダ・ヴィンチの「モナ・リザ」に敬意を示し、描いているからなのでしょうか。(個人的な予想です笑)

6月10日まで渋谷のBunkamuraでやっていますので、興味のある方は是非。


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今日は近くの公園で桜祭りでした。20時頃花火の音がして、興奮して外に出たら終わりました。ええ、良い歳の男、26歳です。残念ながら、おそらく死ぬまでこんな感じだと思います。

2012年4月6日金曜日

ソメイヨシノ

東京では、桜が見頃になってきました。

近くの公園のソメイヨシノはほとんど満開です。

桜を見るためには、自然と目線は上を向くことになります。

うつむいて歩いてしまう時もあるけれど、上を向いて歩いていきたい。

上を向いていると、素敵な桜が見える春。


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4月になりました。桜が1年間準備していた成果を、土日を使って堪能できればなと考えています。

2012年4月1日日曜日

「見える世界」と「見ている世界」

大人と子供の「見える世界」と「見ている世界」について。

「見える世界」は、大人の方が遥かに広い。

子供より遥かに遠くに行くことが出来るし、何かについて調べたり、自分で世界を広げていくことができる。

子供は「見える世界」こそ狭いけれど、その限られた「見える世界」で「見ている世界」は大人よりも遥かに広い。

子供には、目にしたモノについて知ろうとする意欲や、気付こうとする力が自然と発揮されていると感じる。

(自分の子供時代は全く考えずに生きてきた気が凄くしますが笑)

大人は「見える世界」が広い分、いちいち全ての情報を取り入れるわけにもいかず、ある程度の取捨選択を行った上で「見ている世界」を決めている。

周りのことに対する気付く力。

大人は「見える世界」が広い分、ここぞという時は「見えている世界」を広めるために意識して気付く力を発揮する必要があるのではないかと、感じました。


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サッカーを見ながらブログを書いていたら、案の定全くサッカーの内容がわかりません。気付く力以前の問題です。笑

美女と野獣

金曜日に「アラジン」が見たい気分になり、どうせならと借りてきた2作目、

「美女と野獣」を見ました。

この作品も、実に小学生ぶりの観賞です。

物語では、王子が醜い姿から人間の姿に戻るまでの過程が描かれており、

次第に優しさが芽生え、人を思いやる気持ちが愛へと繋がっていました。

大きく捉えれば、論語で言うところの「義」

人として当然すべきことを行うこと

いつの時代でも不変な大事なことは確かにあって、それを忘れずに過ごしていれば、良いことがあるよ

また、それらは、誰かにしか出来ないことではなくて、誰にでも出来ることなんだよ

といったことを、教えてくれた気がします。


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劇団四季のミュージカル「美女と野獣」のサイトでキャラクター占いをしたら、「ベル」タイプでした。ガストンじゃなくて良かった。笑